転職エージェントから希望に合わない求人ばかり来ます。なぜですか。
求人が出てこない原因の多くは、「希望条件の伝え方」とエージェント側の「決まりやすい求人を優先する構造」のズレです。あなたの希望が伝わっていないか、伝わっていても優先度の高い別の求人に流されている。どちらかであることがほとんどです。
転職を考える人の多くは、最初の面談で「年収を上げたい」「成長したい」と抽象的に伝えます。これ自体は自然なことですが、抽象的な希望は機械的なマッチングに流れやすく、結果として「とりあえず数を出す」提案になります。
構造的な理由
エージェントは、求職者が内定を承諾して初めて報酬を得ます。だからこそ、確度の高い、つまり決まりやすい求人を勧めるインセンティブが働きます。これは悪意ではなく、ビジネスモデルから来る傾向です。
ここを理解しておくと、提案の偏りが読めます。希望が曖昧なほど、エージェントは自分の経験則で「この人なら決まりそうな求人」を当てにいく。その結果、あなたの本当の軸とずれた求人が並びます。
直し方は条件の言語化
伝え方を変えるだけで提案は動きます。希望を3階層に分けて言語化してください。
- 必須条件:これを満たさなければ受けない(例:年収600万円以上、リモート週3以上)
- できれば条件:満たせば加点だが、なくても検討する
- 不問の条件:こだわらない領域を明示する
加えて、NG条件を明確に伝えるのが効果的です。「この業界は受けない」「この働き方は避けたい」と先に言うと、外れ求人が大きく減ります。
紹介された求人に対しては、受ける受けないだけでなく「なぜ受けないか」をフィードバックしてください。1〜2回のやり取りで、担当の解像度は上がります。
担当交代という選択肢
条件を明確に伝えても提案が変わらない場合は、担当の力量や相性の問題です。同じサービス内で担当変更を申し出るか、別のエージェントを併用する。多くの人がここで遠慮して粘ってしまいますが、合わない担当に時間を使うほうが損失は大きい。
そもそも何社登録すべきかは 転職エージェントは何社登録すべきか で整理しています。状況別の使い分けは サービス一覧、ハイクラス帯の動き方は ハイクラス向けエージェントの使い方 を参考にしてください。
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