複数の内定が出て決められません。何を基準に選べばいいですか。
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複数内定で迷うときほど、年収のように数字で比べやすい軸が過大評価されます。比較表を作ると、埋めやすい欄が勝手に重く見えるからです。判断をぶれさせないコツは、「3年後にどちらが市場価値を上げているか」という一本の軸を最初に通すことです。
迷う人の多くは、各社の条件を横並びにして点数化しようとします。ところが、働きやすさや成長機会のような効いてくる要素ほど数値化しにくく、表からこぼれ落ちます。比較表は便利ですが、そのまま信じると軽いほうへ流れます。
年収以外に置く軸
判断軸として効くのは、主に3つです。
一つ目は、任される役割の広さ。次の転職で語れる経験が増えるかどうか。二つ目は、伸びている領域に身を置けるか。市場が縮む場所での昇給は長続きしません。三つ目が待遇です。順番が大事で、待遇から入ると目先の数十万円に引っ張られます。
提示年収が現職と並んだ程度で迷うなら、金額より中身を見たほうがいい。年収の捉え方は 提示年収が現年収と同じだったとき も参考になります。
条件は交渉で動かせる
- 動く部分を見極める:年収やポジションは交渉余地があることが多い。第一志望の条件が一歩届かないなら、決める前に相談する。
- 比較材料として使わない:他社の提示額をそのまま持ち出すと角が立ちます。希望の根拠は自分の実績で語る。
- 印象を恐れすぎない:交渉が即マイナスになるわけではありません。線引きは 内定後の年収交渉は印象を悪くするか を参照。
辞退も丁寧に
選ばなかった会社へは、早めに、簡潔に辞退を伝える。同じ業界で再会することは珍しくありません。条件の妥当性を一緒に見てほしいときは サービスの使い分け から担当のいるサービスを選べます。
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